補聴器相談

Hearing Aid Consultation

当院の補聴器相談

Hearing Aid Consultation

補聴器を初めてご検討の方

聞こえの検査結果とご本人のご希望にあわせて補聴器を仮に決めていただき、まずは1~2週間程度の無料貸出を致します。その結果補聴器の使用について十分ご納得いただければ実際に購入する補聴器を検討していきます。初めて補聴器を使用すると、必要のない音ばかりが気になりますが出来るだけ毎日使用して慣れていただくと徐々に必要のない音は気にならなくなっていきます。

すでに補聴器をお持ちの方

補聴器をうまく使用できない場合はご持参いただければ、再調整または使い方のご説明を致します。機種によって対応できないメーカーもございます。

補聴器適合判定検査

補聴器適合判定検査始めました。すでに補聴器お持ちの方または新しく補聴器ご希望の方、補聴器がご自分の耳に合っているかどうかよく調べる事が出来ます。通常の補聴器点検とは異なります。検査は30分くらいで終わり保険診療となります。毎週金曜日午後1時半から行い予約制になりますご希望の方やご不明な方はクリニックへご連絡ください。

補聴器についてのよくある質問

Q&A

補聴器と集音器はどうちがうのですか?

集音器は非常に軽度の難聴に使われます。補聴器は効果や安全性に薬事法に定められた一定の規準がありますが集音器にはありません。また補聴器は一人ひとりに合せた適切な調整がなされます。

補聴器の購入後に聴力が低下してもそのまま使用できますか?

聴力が変化しても、その時々の聴力に合わせて調整しながら使う事ができます。以前より聞こえにくくなったと思ったら再度診察・聞こえの検査を受けてください。

補聴器は何年くらい使えますか?

大体5~6年が目安とされています。しかし使い方や保守の仕方によって大きく変わります。大切に扱われ8年くらい使わられる方もいます。

補聴器は常に装用した方が良いですか?

基本的には洗顔、入浴、就寝以外は装用する事をお勧めします。初めて使用される方は1日数時間から始めるなど自分にあったペースで装用しましょう。

機種によって値段が異なるようですが、どのような違いがあるのですか?

一般的には値段の高い補聴器の方が周囲の生活音・環境音を抑制したり環境ごとに細かい調整が可能になります。しかし高い補聴器が必ずしもあなたが求めている聞こえになるとは限りません。生活環境により必要な性能も異なります。

補聴器からの電磁波による身体への影響はありますか?

補聴器から放出される電磁波は微弱で健康の影響を与えるほど強くはありません。従ってペースメーカーを使用していても支障はありません。逆にCT、MRI、レントゲンなどの機器は補聴器に影響を及ぼすため、検査の際は補聴器を外してください。

補聴器は雑音がうるさいと聞きますが、実際はどうなのでしょうか?

補聴器を使用する前には聞こえていなかった生活音・環境音が聞こえるようになるため、最初は気になるかもしれません。しかし音源が何か分かるようになると、その音に慣れてくると言われています。また最近の補聴器には雑音と音声を識別して、雑音を効果的に減らす「雑音抑制機能」などが搭載されています。

補聴器の福祉支給について

Welfare Supply

加齢や病気によって聞こえの悪くなった方で、聞こえの検査上一定の規準より聞こえが悪くなった場合は、お住まいの役所に申請していただき当院で聴覚障害の認定ができます。

認定されますと規定の補聴器が福祉によって(障害者総合支援法) 支給されます。認定は神奈川県在住の方に限ります。

申請の流れ
  1. 耳鼻咽喉科認定医の診察、聞こえの検査を受けます。(当院でできます)

  2. 聞こえが一定の規準以下の場合は、お住まいの役所の福祉課で申請書をもらいます。

  3. 耳鼻咽喉科認定医が申請書類を作成致します。(当院でできます)

  4. 補聴器販売店で見積書(福祉見積もり)を記入してもらう。

  5. 申請書、見積書を役所の福祉課に提出する。

  6. 役所よりの連絡を待ちます。

  7. 障害認定まで1~2ヶ月くらい、補聴器の申請がおりるまでさらに1ヶ月くらいかかります。

補聴器の種類・価格

Hearing Aid Type & Price

補聴器にはその形状により、大きく分けて次の3つのタイプがあります。

耳かけ型補聴器

68,000円〜500,000円

  • 幅広い聴力に対応することができ、操作性に優れています。比較的電池の寿命が長い

  • 小型のタイプも多くあり目立ちにくい

  • 装用感が良く、カラーバリエーションも豊富

  • メガネやマスクとの干渉がある

耳穴式補聴器 (オーダーメイド)

98,000円〜500,000円

  • 耳本来の形を利用するので集音効果が自然に近い。小型のタイプも多くあり目立ちにくい

  • 装用感が良く、カラーバリエーションも豊富

  • メガネやマスクとの干渉がある

箱型式補聴器

44,000円〜62,000円

  • 操作がしやすい

  • 電池が大きく長持ち

  • 対話の会話に適しています

  • ストラップで首にかける形になります

  • イヤホンコードや本体が邪魔になる

  • 集音効果が少ない (後ろからの音はひろいにくい)